どーも、がばちょでございます。
近年の250CCバイク市場での大人気車種はHONDAのレブル250です。そこそこ賑わっている週末のバイク屋にいけば、高確率で遭遇します。
一方で僕の現在の愛車のストリートツインはあまり見かけないので、寂しいです。
僕の嫁がそんなレブル250を買おうと画策中です。色々と調べてみると納得の高評価ばかりでした。
- HONDA公式スペックからみる魅力
- 実際のユーザー、購入者の声からみる魅力
この2つから見てみても、レブルは買っても損はないバイクです。
女子でも乗れる?HONDA レブル250公式情報からみる魅力
見た目がとにかくカッコいい

レブルシリーズは、クルーザータイプというカテゴリーのバイクです。ヘッドライトひとつでエンジンむき出しのボディは、バイクに乗らない方が想像するTheバイクという形そのものになっています。
このバイクを始めてみたときの嫁の感想は以下の通りでした。
- かっこいい、クール、おしゃれ
- 乗ってみたい
- 後ろにも乗ってみたい
- これに乗るときのファッションを考えるのが楽しみ
もちろん性能的な話などは一切話題にあがりません。その見た目を終始べた褒めしています。
女子を前にしてバイクの性能を語ることをしてはいけません。「そうそう、革ジャンとかで乗ったらめっちゃカッコいいやろなー」とファッション製で同調することが女子のハートを掴むコツとなります。
そういうやりとりが、全国のバイク乗りの間でも行われているのかはわかりませんが、レブルの見た目は細身の車体にファットタイヤをあわせており、本当にカッコいいバイクだと思います。女子に人気なのも頷けます。
足つきの良さがハンパないって!!
女性の方の場合は、バイクの足つきも大きな判断基準になります。
レブル250のシート高は690mmです。僕の嫁は身長が155cmほどですが、この場合でも足つきはバッチリです。仮に身長150cmほどでも足つきはOKで許容範囲です。
足つきの良さは立ちゴケの可能性を低くします。バイクを倒してしまった際に現実的に女性の場合だと一人で起こすのが難しいこともあります。
また、シート高だけをみるのではなくバイクの幅も足つきの良さには大いに影響します。色々なところが出っ張っていたらバイク本体と足が干渉してしまい、足つきの悪さに繋がります。

シート高が低く、幅の狭いバイクは、バイクを倒してしまう可能性をさげてくれますので、女性でも安心してツーリングに出かけることができます。
重くもなく、軽くもない絶妙な重量
レブル250の重量は170Kgです。250CCバイクとしては重くもなく、軽くもないというところでしょうか。
重すぎるバイクは取り回しが難しく、軽すぎるバイクは走行時の安定性を欠きます。まさにちょうどいいくらいの重量といえるのがレブル250の魅力の一つになっています。重量バランスがいい!!
HONDA 公式スペック表
Rebel 250 主要諸元
Rebel 250〔 〕内はS Edition | ||
---|---|---|
車名・型式 | ホンダ・2BK-MC49 | |
全長(mm) | 2,205 | |
全幅(mm) | 820 | |
全高(mm) | 1,090 | |
軸距(mm) | 1,490 | |
最低地上高(mm)★ | 150 | |
シート高(mm)★ | 690 | |
車両重量(kg) | 170 〔171〕 | |
乗車定員(人) | 2 | |
燃料消費率*1 (km/L) | 国土交通省届出値: 定地燃費値*2 (km/h) | 46.5(60)〈2名乗車時〉 |
WMTCモード値★ (クラス)*3 | 34.1(クラス 2-2)〈1名乗車時〉 | |
最小回転半径(m) | 2.8 | |
エンジン型式 | MC49E | |
エンジン種類 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒 | |
総排気量(cm3) | 249 | |
内径×行程(mm) | 76.0×55.0 | |
圧縮比★ | 10.7 | |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 19[26]/9,500 | |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 22[2.2]/7,750 | |
燃料供給装置形式 | 電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉 | |
始動方式★ | セルフ式 | |
点火装置形式★ | フルトランジスタ式バッテリー点火 | |
潤滑方式★ | 圧送飛沫併用式 | |
燃料タンク容量(L) | 11 | |
クラッチ形式★ | 湿式多板コイルスプリング式 | |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |
変速比 | 1速 | 3.416 |
2速 | 2.250 | |
3速 | 1.650 | |
4速 | 1.350 | |
5速 | 1.166 | |
6速 | 1.038 | |
減速比(1次★/2次) | 2.807/2.571 | |
キャスター角(度)★ | 28゜00′ | |
トレール量(mm)★ | 110 | |
タイヤ | 前 | 130/90-16M/C 67H |
後 | 150/80-16M/C 71H | |
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式ディスク |
後 | 油圧式ディスク | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式 |
後 | スイングアーム式 | |
フレーム形式 | ダイヤモンド |
以上の公式スペックを見て判断できる内容としては以下のような感じでしょうか。
- 見た目がカッコいい
- 足つきがよく、小柄な人でも乗りやすい
- 重量バランスがよく、安定性もそれなりにある。
- 燃費数値も悪くない
僕も足が短いので、足つきがいいバイクは魅力的です。短足胴長は日本人の宿命ですね。クソッ!
実際のユーザー、購入者から見る魅力
低速域〜中速域が気持ちいい!
一般女性はバイクの性能的な話は敬遠しがちですが、実際に乗ってみるとバイクそれぞれの性能の差というのを感じることになります。
レブル250のエンジンはCB250Rというスポーツタイプのバイクのエンジンをベースにしています。

公式スペックにもあるように最高出力は26馬力となります。250CC、単気筒ということを考えれば納得の数字です。
エンジンはCB250Rをベースにしていますが、もちろんそのまま使われているわけではなく、レブル用に改良されています。改良ポイントは低回転域のトルクの強化です。
バイクのトルクとはタイヤを回す力のことをさします。止まっているバイクはエンジンからの力でタイヤを回して走り始めます。この時にタイヤに伝わる力の大きさが「トルク」といわれるものです。
この強化はどういった恩恵をあたえてくれるのでしょうか。
実際のユーザーの声にその正解が記されていました。「低速域〜中速域、つまり普段の街中でのツーリング時に気持ちよく走れる乗り味」になっているとの声が聞こえます。
バイクは長距離ツーリングも可能な乗り物ですが、普段から乗ることを考えると、圧倒的に市街地を走っている時間のほうが長いです。そんな中では信号待ちなどでのストップ&ゴーが多くなりますので、レブル250のようなエンジンは最適となります。楽ちん!!
ハンドリングが軽快!

一般的にクルーザータイプのバイクはハンドリングが悪いです。これは僕の偏見ではないですよ。
しかし、このレブル250は車体の重量、フロント周りの軽量性と、フロントフォークのジオメトリーも相まって非常に軽快なハンドリングを可能にしてくれています。車体をバンクさせるようなハンドリングも可能で、山道などを走る楽しさを感じさせてくれます。ギュイーンって曲がれるやつです。
※スーパースポーツタイプと比べるのはNGです。全てにおいて、クルーザータイプにしてはという言葉が付きます。
乗り心地がいい!!
バイク乗りにとって、切っても切れないのが乗り心地です。一般的に単気筒のバイクは振動から長時間の乗車が厳しいという声が聞こえます。僕は単気筒の振動が大好きですけど、長時間乗るとお尻がしびれてきます。また体勢によっては男性の場合は深刻な股間のしびれも起きてしまいます。
こう書くと冗談っぽく聞こえますが、これは結構深刻な問題です。マジで。痺れすぎて、なくなったかと思う時があります。
しかし、このレブル250は足回りがやわらかく、シートの硬さも2〜3時間の連続走行くらいでは問題ないという声が聞こえます。
300kmほどの距離なら特に疲労を感じないとのことです。
痺れも軽減されるでしょう。ヨカッタヨカッタ。
燃費は普通
カタログ表記の燃費は46.5km/Lとなっていますが、実際のユーザーの声を聞くと実燃費は25〜35ほどを推移するようです。
これはThe普通です。可もなく不可もなくのラインです。燃費を気にするなら同じHONDAのスーパーカブにのりましょう。以前も書きましたが、あちらの燃費は最強です。
悪いところはないの?
今までは肯定的な意見を書いてきましたが、ユーザーから聞こえてくる否定的な意見を箇条書きでご紹介します。
- 高速走行時に手が痺れる ←単気筒の宿命です。
- 純正マフラーがダサい ←個人の好みの問題です。
- 長距離や追い越しにはむかない ←安全運転で休憩を多く取りましょう。
- ハンドルが少し遠く感じる ←慣れの部分もあるでしょうか。
- 値段が少し高め ←メーカーが力を入れて開発した証です。
と、否定的な意見はこういったものでしょうか。
レブル購入後にパーツ交換するなら
多くのバイクが、購入後にカスタムをすることによって自分の好みの仕様に変えたり、より安全に乗れるようになったりとしてきます。
ではレブルを購入後により楽しく安全にバイクを楽しむためには、どのようなカスタムをすればいいでしょうか。
足回りの強化
レブルは乗り心地重視の為、非常に柔らかくセッティングされた足回りになっています。
リアの底づきと、路面が悪い状況下での走行時にはフロントが跳ねてしまいハンドル取られる事があります。これは高速走行時にも感じることがあるようでレブルを乗る人にとっては恐怖です。
新車で納車したときには、そういったことを感じることはないようですがある程度走っていくとリアサスが抜けてしまいます。数千キロの走行でそうなってしまうようです。
リアサスは購入後に交換することをおすすめします。
タンデムシート
レブルのタンデムシートの純正品はクッション性が悪く、座面も小さいので長距離を移動するのにはむきません。

このようにバックレストを装着することで、後ろに乗る人はかなり快適になります。タンデムをする可能性のある人はバックレストを購入することをおすすめします。
もし、タンデムをする予定がまったくない方はタンデムシートを外してフラットキャリアを装着しましょう。
そっちのほうが見た目としてはシンプルになりかっこいいです。

まとめ
どのようなバイクも一長一短です。バイクは乗る人の好みが大きく反映されるものです。100人が100人ともに満点をつけるバイクなど存在はしません。

でも、僕が思うにバイクは見た目が超大切です。てか僕的には一番大切です。
そのうえでレブルは見た目以外も高評価が多く、販売台数の多い実績十分な安心の大ヒット商品です。嫁のバイクとして購入するのもいいのですが、車検がいらない250CCなので自分用でマジで欲しいと思っています。
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