どーも、がばちょでございます。
昔の友達とかに久しぶりに再会して「今は工場で働いている」と伝えると、なんとも言えない反応をされることがあります。
『工場勤務とか底辺の仕事やん・・・』
と言葉には出さないまでも、そんな雰囲気を感じることもしばしばありますし、実際にネットでも工場勤務は底辺の仕事だと言われることがありますよね。
今まで何度も転職を重ねて営業では管理職も経験し、その他にも経理や総務と言った事務職も経験してきた僕から言わせてもらうならば、工場勤務は間違いなく底辺の仕事のひとつと言えるでしょう。
しかし、そう思っていても、僕はこの先も工場勤務を辞める気は今の所全くありません。
なぜ、工場勤務が底辺だと思うのか、なぜそれでも工場で働くのを僕はやめないのかを解説していきましょう。
今回の記事は
- 工場で働きたいと考えている人
- 工場勤務は底辺だと言われているが実際にどうなのか知りたい人
- 工場勤務の魅力を知りたい人
にむけて書いています。
工場勤務が底辺の仕事だと言われる理由
まずは、一般的に工場勤務が底辺だと言われる理由の多くはだいたいが以下の5点です。
- 誰にでもできる仕事
- 収入が低い
- きたない・きつい・危険の3K
- 流れ作業で、考える必要のない仕事だから
- 低学歴な人が多い
これだけの理由をみると、確かにこういった理由だと誰も働きたくないと思ってしまいますし、底辺の仕事だと敬遠される事も理解できます。
こういった基準から工場勤務を考えてしまうと、間違いなく工場勤務は底辺の仕事と言えるでしょう。
しかし、それらの意見の中には、実際に働いてみると間違った意見に思われるものも存在します。
簡単に解説していきましょう。
誰にでもできる仕事
これは本当のことですね。
もちろん例外もありますが、工場の仕事というのは、基本は決められたことを決められたように行っていく『作業』になります。
そしてその作業は、完全にマニュアル化をされている事も多いので、そのマニュアル通りに仕事をすればいいだけなのです。
つまり特別な技能や才能を必要とせずに、誰にでもできる仕事であるという事が多いです。
収入が低い

工場勤務は世間で思われているほど低収入ではありません。
例えば、インセンティブが発生する営業職のように売れば売った分だけ給料が上がるような仕事と比べると工場勤務の年収は低いでしょう。
しかし、大手の自動車メーカーの工場などは、通常の営業職なんかよりも給料をもらえることも多いですしボーナスもしっかりと約束されています。
それに反して食品加工の工場などは低い賃金の傾向があります。
そして、近年の日本ではサラリーマンの平均年収が昔に比べて下がっているので、工場勤務=低年収というわけではありません。

日本人の平均年収は2000年と比べて2020年は6%減っていると言われているよ
参照:国税庁
工場も通常の会社と同じように、働く所によって給料には大きく差がありますので、工場勤務でも高い収入を得ることは十分可能です。
きたない・きつい・危険の3K

働く工場によりますが、近年の工場は清潔さに力を入れている所も多いのでめちゃくちゃキレイな環境で仕事ができるところもあります。そもそも食品を扱う工場だと汚い環境だと大問題なので清潔さにはかなり厳しい基準をもうけているところがほとんどです。
『きつい』というのは何をもってきついと感じるかによりますが、ずっと立ち仕事だったり、同じ姿勢で仕事をすることを『きつい』と感じる人にとってはきついかもしれません。
しかし、営業職は数字のノルマに追われたり、事務職も各部署との調整や膨大な仕事量をかかえたりすることもありますので、きつさの種類が違うだけだとも考えれます。
『危険』に関しては、工場での仕事の場合は、営業職や事務職と比べると間違いなく危険です。
営業の仕事をしていて、業務内容で怪我をすることはありませんが、工場で働く場合は危険と隣り合わせな作業をさせられることも多いです。
機会に挟まれて指が潰れてしまうという重大な怪我にあう可能性もあります。
もちろん、それぞれの会社がそういった事故を未然に防ぐように対策をしていますので、そうそう起こるものではありませんが、営業職ではそのような事故は考えられませんので、他業種と比べると危険であるといえるでしょう。
流れ作業で、考える必要のない仕事だから
これも本当です。
上にも書いたように工場での仕事は決められた『作業』であることが多いです。
例えば営業のようにお客ごとに個別の対応を考えたり、状況によって様々な解決策を模索したりと臨機応変に行動しなければならないという事がありません。
一度覚えてしまえば、何も考えずに仕事をすることができるので、自分で色々と考えて行動したい人にとってはしんどいと感じてしまうのではないでしょうか。
しかし、僕は営業のように様々な対応を考えないといけない仕事(営業職)をめんどくさいと思ってしまうので、そういう人にとっては一度覚えてしまえば何も考えずに仕事ができる工場での仕事というのは、すごく魅力的だと思いませんか。
低学歴な人が多い
これは本当です。工場は他の業種に比べると間違いなく、低学歴な人が多いです。
しかし、それは以前の記事でも書いたように、工場の仕事は未経験歓迎の所もおおいです。工場で働くのには、学歴がどうだというのがあまり必要ありません。
なので、営業職や事務職に比べると大学を出ていない高卒・中卒の人もたくさんいます。
工場勤務は底辺と思われている5つの理由のアンサー
- 誰にでもできる仕事 ほぼ本当
- 収入が低い どっちとも言えない(高いところも低いところもある)
- きたない・きつい・危険の3K ほぼ嘘 危険であるのは間違いない
- 流れ作業で、考える必要のない仕事 ほぼ本当
- 低学歴な人が多い 本当
何を持って底辺なのか。それは誰にでもできる仕事かどうか
何をもって底辺の仕事と決めるのかが重要ですが、僕が思う底辺の仕事というのは誰にでもできる仕事だと思います。
ものすごく難易度の高い資格が必要だったり、特別な才能がないとできない仕事は、給料の多い少ないに関わらず底辺の仕事だといえませんし、例えばバキュームカーの仕事のように一般的に人が敬遠するような仕事も、なくてはならない仕事なのに替えがきかないという意味では底辺の仕事だとは言えません。
何の資格も必要なくて、誰がやってもそれなりの結果や成果を出せる仕事は、本当に誰にでも替えがきく仕事ですから底辺の仕事だと言えるのではないでしょうか。
となると、工場もそうですが、営業職も事務職も正直誰でもできる仕事です。
底辺の仕事の中で何がむいているのか
僕は、営業職も事務職も経験しましたが、本当に自分には向いてないと思い、工場で働くようになりました。
僕が仕事に求めるものは、やりがいやお金というよりも『いかに楽チンに仕事ができて、ほどほどのお金がもらえるか』というものです。
やりがいや、達成感を仕事に求める人は営業などがいいかもしれませんが、あまり頭を悩ますことなく言われたことを言われたとおりにして、なおかつ勤務時間は短めでそれなりの給料がもらえれば満足という人には工場勤務は本当にオススメです。
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