どーも、がばちょでございます。
僕は、ブログ用でツィッターをしているのですがツィッター見見ていると定期的にバイクで事故を起こしてしまったという人の投稿を目にすることがあります。中には少し擦りむいて血がでたーというものから、かなり深刻な事態の人まで様々です。
昔、なにかの本で交通事故を起こしやすい人には共通点が多いという記事を読んだことがあったのでそれをネットで調べていると、なかなか興味深い記事がいくつかあったのでご紹介します。

僕は恥ずかしながらバイクでは2回転倒して怪我をしたことがあるし、
自動車の運転免許をとって1年くらいのときに前の車にオカマをほって
しまったことがるよ
本当に事故は自分だけじゃなく相手にも被害をあたえてしまう可能性がある
から、注意しようね。
この記事は、交通事故を今まで起こしたことがある人、事故を予防したいと思っている人、運転に自信がない人にむけて書いています。
心理学から学べる。事故を起こしやすい人の特徴とは!?
僕が自動車・バイクに乗るようになってから15年ほど経ちますが、自損事故をふくめると3度交通事故を起こしてしまっています。(2度がバイクによる転倒。1度が車で前方の車にオカマを掘ってしまった事故)

人によっては何十年乗っていてもまったく事故を起こさないという人も、たくさんいらっしゃるので15年で3度は多いでしょう。これは大いに反省しなければなりません。
事故はヒューマンエラーがほとんど
交通事故というのは、その原因のほとんどがヒューマンエラー(人為的ミス)によるものだと言われています。つまり、事故の原因は運転手の性格にも大きく左右されるということです。
様々な研究機関が行った研究の発表を見ていきましょう
東北大学交通事故研究グループの発表
東北大学交通事故研究グループが行った研究では、交通事故を起こしやすい人は以下のタイプだと言われています。
1 拙速:軽はずみで行動を早まる人
2 見込みの甘さ:たぶん大丈夫だろうと、考えてしまう人。危険を感じにくい、あるいは感じつつ実行してしまう人。
3 カッとなる:いらいらし、怒りっぽい人。
4 自分本位(独りよがり):協調性がなく他人の立場になれない人。
これらの事柄は教習所でも教えられます。つまり心の余裕がなく、見通しの甘い性格の人は事故を起こしやすいということになります。
イスラエルの心理学者による研究
国は違いますが、イスラエルの心理学者は以下のような性格が危ないとしています。
1 危険なことをあえて行う性格
2 刺激の変化を求める性格
3 攻撃的性格
世の中には、危ないとわかっていてもスピードを出してしまったり、前の車を煽ったり、無茶な車線変更をしたりする人がいます。自分は事故らない。事故っても相手が悪いといわんばかりのタイプですね。

遅い車は煽るし、車線変更しまくって抜かしまくる!
1分、1秒でも早く着きたい!!
事故?運転技術があるから大丈夫!!事故ってもチンタラ走ってる
相手が悪いんやー!!

頼む!1人で散ってくれ!!
迷惑かけないようにひっそりと逝ってくれ!!
迷惑この上ない存在の方々ですが、一定数は存在するタイプ。当然ながらこのような人たちは事故に合う確率が高くなります。
エゴグラムによる土木計画学研究・論文集より
みなさんはエゴグラムって知っていますか?
エゴグラムは、アメリカの心理学者のエリック・バーンという方が編み出した「交流分析」という人間関係の心理学理論に基づいて作られた性格診断テスト。すごく信頼性が高いテストとされています。(実際に試してみたい方はこちらをクリック!やり方とグラフ作成もできます。)

エゴグラム性格診断では、人の性格(自我)を5つの心の領域(CP・NP・A・FC・AC)に分けて分析しています。各項目を簡単に説明すると以下の通り
・CP(理念力)
CPが高い人はリーダーシップがあり強い正義感があるとされており、低い人は判断力にかけてルーズ、人の言葉に左右されやすい。
・NP(支援力)
NPが高い人は面倒見がよく、親切で思いやりがあり、低い人は冷徹で他人のことを気にしない。
・A(理論力)
Aが高い人は理性的な性格で判断力に優れ、自分の感情をコントロールしやすい。逆に低い人は理解力が低く冷静な状況判断が苦手で、感情に振り回されやすいと言われています。
・FC(活発力)
FCが高い人は、のびのびとした性格で感情豊かで高い想像力があると言われています。低い方は無気力で表情の変化に乏しくなります。
・AC(協同力)
ACの高い人は「優等生」キャラ。従順で協調性があり、周囲にあわせようとするタイプ。逆に低い方は反抗的で、ひとりよがりと言われています。
で、試しにやってみた僕の結果が以下の通り。

このエゴグラムを用いた調査で『若者ドライバーの性格と交通事故との関連分析』という発表があります。
アンケートを用いて検証した結果、事故を起こしやすいとされる性格は以下の2種類に近い形の人といわれています。

このグラフのタイプの人は要注意。リーダーシップがあり信念を持っていますが、自己主張が激しく他者をかえりみない性格。

このグラフの人は他人からの目を気にしすぎてしまい、うつ状態の人に見られやすいです。実際僕も過去に2度うつ病で通院治療をしましたので、きっとその時はこういうエゴグラムだったのでしょう。事故もちょうどその頃でしたし。

うつ病のときって、他人のことなんて考える余裕がない…
自分本位って言われればそれまでだけど、運転は控えたほうが
よさそう。
この2つのタイプの共通点はNPが低いことです。NPは支援力。つまり「他人への関心がすくない、思いやりがない人」ほど事故を起こしやすいことがわかります。
では、参考までにもっとも運転にむいているとされているタイプも書いておきましょう。

NPの値が高く、周囲のことを考えられるタイプの人は事故にあう確率が低いと言われています。
無事故運転のコツってある?
では、事故を未然に防げるようするにはどうすればいいでしょうか。
プロに聞く無事故運転のコツ
『交通心理学が教える事故を起こさない20の方法』の著者による長塚氏によれば、無事故優良ドライバーは、次のようなことに気をつけているようです。
1 速度を抑える。
2 周りの状況を十分に確認する。
3 簡単に立腹しない。
4 自分のペースを守る。
5 どんな事故でも(もらい事故でも)回避に努める。
6 他人に迷惑をかけない運転。
どれもが、冷静な時にみれば「当たり前」の事柄です。しかし、運転中には急な割り込みに腹を立ててしまったり、自分本意な運転をしてしまったりしてしまいます。
平常時の精神状態を運転中には保てないことが、事故の原因ともなります。冷静な判断を心がけましょう。
まとめ 自分のエゴグラムを理解しよう
自分が事故を起こしやすいタイプかどうかを理解するためにはエゴグラムを活用してみましょう。
- ・自己中心的なタイプは事故を起こしやすい
- ・平常心での運転を心がける
これらのことを意識して運転をしましょう。
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