どーも、がばちょでこざいます。
バイクに乗る上での任意保険への加入は、フォーマルなバイク乗りならば絶対条件となります。アウトローなバイク乗りの中には任意保険への加入をしない方がいるようですが、世の中の流れに逆らうことになります。
現在は都道府県のよっては自転車への保険への加入が義務化のされているところもあり、公道を走行する上では万全の備えをすることが最低限のマナーとなります。

バイクの任意保険が必要な3つの単純な理由
任意保険は、自賠責保険では到底まかなえない金額にも対応します。以前の記事でかきましたが自賠責保険は事故を起こした際の相手への保証金額に上限を設けています。
- 対人 3,000万
- 対物 0円
人に対しての保証は3000万円までの保証金がついていますが、この金額は近年の賠償金額に照らし合わせてみると、かなりの心もとなさを感じさせる金額になります。交通事故をおこした際の賠償金額は年々上昇しています。交通事故による死亡・後遺症の賠償金額ので高額請求になった金額は以下の通りです。
賠償金 5億843万円 死亡事故
この金額は今から10年ほど前に横浜地裁で認められた慰謝料金額です。仮に自賠責保険だけにしか加入していなかった場合は4億7,000万円ほどは自分で支払わないといけません。僕にはとても払える金額ではありません。
一方で物損事故の賠償金額をみてみると以下の通りです。
賠償金 2億6135万円
こちらは荷物を積んでいたトラックが運転ミスにより、前方車に衝突した後、中央分離帯に乗り上げガードレールを突き破り対向車線に飛び出し、路肩に横転、炎上して車両と積荷を焼失してしまいました。自賠責保険では物に対しての保険は適用されないため、まるまる自分で払わないといけません。何度も言いますが僕には払えません。むーりー。

自分への補償もつけれる
自賠責保険は最低限の保証のため全てが相手に対しての保険適用となります。自分の保証を確保するためには任意保険にはいるしかありません。
主だった自分への保証は以下のものがあります。
- 人身傷害補償保険
- 搭乗者傷害補償保険
- 自損事故保険
- 車両保険
これらの内容は自分のみを守るための内容です。またタンデム走行時に搭乗者が事故による補償は人身傷害補償と搭乗者傷害補償から支払われますが、人身傷害補償は怪我の治療費の実費・休業損害・交通費などが補償されるのに対して、搭乗者傷害保険は怪我の具合に対して固定でのお見舞金・入院の日額で補償金が支払われます。ここらへんは加入の際に詳しく確認をしましょう。
補償内容はどれをつければいい?
補償の優先度は数々の事故をみてきた結果、主観では以下のようになります。
- 対人賠償保険 無制限が必須
- 対物賠償保険 無制限が必須
- 人身傷害補償保険 最低でも3,000万の補償金額は必須
- 搭乗者傷害補償保険 必須ではない。毎月の保険料と相談。
- 車両保険 必須ではない。僕はつけたことがありません。
以下の通り選んでおけば公道を走る上で、万が一の自体が起きた場合でも手厚い補償を得ることができます。
どの保険会社がいいの?
保険会社はあまりに多く、どこから選べばいいかが悩みどころです。ですが最近だと各社の無料見積もりを一斉にやってくれるサービスも多々あるのでそちらを利用するのがおすすめ。
まとめ
僕は今までバイク事故を2回おこしています。
一度は16歳のときに原チャリに乗っている際にマンホールで滑ってしまい、全身を擦りむいてしまいました。足、腕、顔と擦過傷だらけです。包帯ぐるぐるのマミー状態で2週間過ごしました。風呂が地獄です。とにかくしみるんや。
二度目は24歳のときに、急に飛び出してきた自転車を避けるために、慌ててハンドルをきりこけてしまい、バイクは前方にすべっていき、走行中の車に傷をつけてしまいました。僕自身も通院が必要な傷を負いました。
二度目の事故の際は任意保険をつかい、全てを任意保険でまかのうことができましたので、金銭的ダメージを抑えることができました。心のダメージはかなり負いましたが、運転する上での教訓となりました。
任意保険に入って安全運転でバイクは楽しむものです。
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