どーも、がばちょでございます。
バイクの寿命ってどれくらいだろうって思ったことありませんか。一昔前に自動車は10年・10万キロが寿命だと言われていましたね。10年のるか、10万キロを走行するか、どちらかを迎えたタイミングが買い替え時と言われていました。
では、これがバイクに当てはまるかというと……
答えは『No』です。バイクは10年前のバイクは溢れていますが、10万キロを走っているバイクを目にすることって滅多にありません。

思い返せばリアルに10万キロ以上このバイクに乗っているんですよって人にあったことないなぁ…
10万キロを目指すかはさておき、バイクの寿命はできる限り伸ばしたいって思いますよね。また中古バイクを買う時に、「このバイク買ってもすぐに寿命をむかえるんじゃ…」って心配になることありますよね。バイクの寿命を伸ばすコツは以下の4点だと言われています。
- 保管状況
- 走り方
- 走行頻度
- メンテナンス
この4つが大切と言われています。順を追って解説していきましょう。
この記事はバイクの寿命を伸ばしたいと思っている人、伸ばすコツを知りたい人、自分の愛車に長く乗り続けたい人に向けて書いています。
中古バイクでも諦めない!バイクの寿命を伸ばす4つのコツ
バイクの寿命を伸ばすコツ 保管状況を改善しよう

バイクは部品の構成のほとんどが、金属・樹脂・ゴムとなっています。これらの材質の特徴は日光、雨や風によるダメージを受けやすいということです。
雨や嵐の中でも走行することが可能なバイクですが、長期的にそういったものにさらされてしまえば、劣化してしまいます。それを経年劣化と割り切れればいいですが、バイクの寿命を伸ばしたいならばなるべくそういった環境には置かないようにしましょう。
このブログでも、たびたびとりあげていますがバイクにとって一番いいのは室内保管をすることです。
最寄りの場所に室内保管できるガレージがあるかは、上記から検索と契約ができます。
ただ、多くの人にとってはガレージを借りる金額の問題や、そもそも近くにそういったガレージがないので青空駐車だという人もいるでしょう。
そういった人でも、必ずバイクカバーをつけるようにしましょう。防水仕様のバイクカバーをつけること雨水を防げるだけでなくイタズラや盗難といったリスクを減らすこともできます。

また、地面は土やアスファルトではなく「コンクリート」が水はけの面からも一番優れています。そもそも土の上はぬかるんだり、泥はねがあるので危ない。
雨水や日光ににさらされたバイクは、長期的にみると金属部分はサビがでてきてしまい、ゴム部分は固くなり割れが生じ、樹脂部分は色あせが発生します。これらを放っておくと修理が必要になったり故障の原因になりますので注意しましょう。
バイクの寿命を伸ばすコツ 走り方を改善しよう
走り方はとっても大切な要素です。

乱暴・無茶な運転が繰り返されるバイクと安全運転を心がけられたバイクでは各パーツにかかる負担が違います。
乱暴・無茶とは急ブレーキ・急発進のような状況が代表例でしょうか。
あり得る話として急ブレーキ・急発進を繰り返すことでバイク内部パーツの金属に負荷がかかり続けて、金属疲労で故障ということです。
金属疲労は、比較的小さな力でも繰り返しうけることで材料に小さな割れが発生し、それが少しずつ進行して、最終的には破壊にいたるという現象です。これは厄介なことに一気に故障せずに徐々に疲労が進行し不具合が起きてしまいます。でかけた時は大丈夫だったのにツーリング先で金属疲労が原因でバイクが動かなくなったとかになると悲惨ですよね。
安全な運転を心がけていると、このような自体に陥るリスクを下げることができますよ。事故やアクシデントを防ぐという意味合いでも『急ブレーキ・急発進』などはやめるようにしましょう。
バイクの寿命を伸ばすコツ 走行頻度をあげよう

大事なバイクだから、なるべく乗らずに保管している人と週に数回はバイクに乗っている人を比べた場合バイクの寿命が伸びやすいのはどちらでしょうか。
正解は『週に数回バイクに乗る』人です。
バイクは放置していると、外部との温度差でガソリンタンク内側に結露が発生します。そのまま放置しておくと、その水分がタンクのサビをうみますし、水分はガソリンよりも比重が重いのでタンクのそこに沈みエンジンやキャブレターなどの故障の原因となることもあります。
それを防ぐにはバイクには頻繁に乗ること、季節や環境で乗れない時はガソリンを満タンにしてから保管するようにしましょう。
バイクの寿命を伸ばすコツ 定期的なメンテナンスをしよう
自分で行える範囲でかまいませんが数ヶ月に1度くらいは洗車とメンテナンスが必要です。
メンテナンスって聞くと、工具をもって色々といじってみたりと想像するかもしれませんが、自分で行う場合のメンテナンスの基本は掃除と注油です。
掃除に使えるパーツクリーナーを知りたい人は以前まとめていますので、そちらを確認ください。
汚れはバイクの寿命を短くする原因になりますし、定期的に自分でバイクを見るということでバイクの不具合やあれ?と思う部分に気づきやすくなります。
また半年に1度位はショップに持っていってみてもらうようにしましょう
故障しやすいメーカー
アメリカの非営利の消費者組織であるコンシューマーズ・ユニオンが発表しているバイクの故障しにくいランキングというものが存在します。
- 1位 :ヤマハ、故障可能性11%
- 2位 :スズキ、故障可能性12%
- 3位 :ホンダ、故障可能性12%
- 4位 :カワサキ、故障可能性15%
- 5位 :Victory、故障可能性17%
- 6位 :Harley-Davidson、故障可能性26%
- 7位 :Triumph、故障可能性29%
- 8位 :Ducati、故障可能性33%
- 9位 :BMW、故障可能性40%
- 10位 :Can-Am、故障可能性42%
このランキングは、新車で購入したバイクが4年以内に修理が必要になる可能性をあらわしています。より詳しく見たい人は以前まとめていますので確認してください。
日本企業のバイクが1位〜4位を独占状態なので国内メーカーのバイクならば、どれでも安心して乗ることができますね。
バイクの寿命 差が出てくるのは30000km以上
通常通りのオイル交換(3000km)で交換や、年に1度か2度のショップでのメンテナンスを行ってさえいれば30,000kmほどまでは大した問題もなく使えることが多いと言われています。

それを超える走行距離になってくると、上にあげた4つのポイントを意識しているかで寿命に差が出てきます。
まとめ バイクの寿命はパーツ供給と自分次第
いかがだったでしょうか。本日の内容をまとめると以下のようになります。
- バイクは室内保管が至高
- 簡単なメンテナンスは自分で行うことで不具合に気付ける
- 故障しやすいメーカーランキングがある
- 30,000kmまでは過度に心配する必要なし
50,000kmを超えてくるとパーツ交換などで時には数十万円の出費となることもあります。もちろんそれでもこのバイクに乗りたいという強い思いがあれば、交換できるパーツが手に入る限り修理をしながら乗ることも可能です。
でも、ほとんどの人がそれなら新しいバイクを買うよとなりますよね。つまりそれがバイクの寿命というわけです。
コメント