どーも、がばちょでございます。
日本の運送業の超大手であるヤマト運輸。みなさんも必ずお世話になったことがあるでしょう。
今回そんな超大手のヤマト運輸と、僕の間にちょっとしたトラブルが起こってしまいました。
こういうこともあるんだよという啓蒙活動の一環として起こったことを事実のまま記載したいと思います。
ヤマト運輸 サイン偽造事件
名付けるならこういうタイトルがぴったりです。本当はこれ以外にもつけたいタイトルが山のようにありますが…(詳細は読んでもらえればわかります。)
不在票を確認
ことの発端は、先週の金曜日にポストに入っていた1枚の不在票から始まりました。
その日は仕事が休みだったので、ちょうど正午くらいに嫁とともに外出しました。
そして外出から19時過ぎに帰宅してポストを確認すると、1枚の不在票が入っています。
僕も嫁も何も商品を頼んだ覚えがありません。ですのでどういった荷物かは不明です。ということで、その不在票にはってあるQRコードから再配達の手配をかけようとしました。

ヤマトの再配達の手順は簡単です、QRコードを読み取れば自動的に再配達用のページに飛ぶようになっています。そこから再配達希望の日時を入力していけばいいだけです。
早速、再配達の指定をかけようとQRコードを読み込みサイトに飛んでみたところ、このような文字が出ました。

と、すでに配達が完了していると表示が出てきます。これを見て僕は、あれ?と思います。
もしかしてポストに投函されているかなぁと思い、さっき不在票が入っていたポストをもう一度見に行きますが、やはり見落としでは有りません。ポストは空のまんまです。
おかしいなと思いましたが、その時点で電話することはしませんでした。
今まで他の宅配業者で、サイトで追跡番号で確認すると配達済みとなっていても、実は届いておらず、実際に届くのが次の日だったという事があったからです。
もしかしたら明日届くんかなぁと思い、その日は電話で確認することはしませんでした。
コールセンターに電話してみる
相変わらず荷物は届いていませんでしたが、不在票を確認してから3日たってしまいました。
というか、次の日になると不在票が入っていたことをすっかりと忘れてしまっており、3日目に嫁に、「あの不在票どうなったん?」と聞かれて思い出しました。
『あっ、今日仕事休みやから電話して確かめてみるわー』と言い、嫁を駅まで送っていきます。
そして昼の1時くらいにコールセンターに電話をして、かくかくしかじかで〜と事情を説明したところ、営業所に確認して折返し電話させますと言われたので待機していました。
そして1時間ほどがたって、営業所から電話がかかってきました。この時の僕の気持ちとしては、その後に巻き込まれることなど知る由もなく、呑気そのものです。マジでボケーっと電話を待っていました。
営業所の担当者からかかってきて、話をした内容は以下のとおりです。
営業所 『お問い合わせいただいた荷物なんですけど、すでに先週の金曜日の18時48分に配達完了していますよ。』
僕 『え?でもその荷物、僕受け取ってないはずなんですけど…』
営業所 『えー、そうですか。でも、○○様の名前のサインも頂いてて、配達完了になっているんですよ』
僕 『サイン?その日僕は19時過ぎに帰ってきてるんでサインすることは時間的にありえへんのですよ。』
営業所 『ご家族の方とかではないでしょうか?』
僕 『いえ、二人家族で、その日は二人で一緒に外出して一緒に帰ってきてるんでそれはないですね。』
営業所 『そうですか…』
僕 『とりあえず、荷物はどこからの荷物で、中身が何なのかもわかっていないので、それを教えてもらえないですか?』
営業所 『荷物はヤマト運輸からのクロネコメンバーズの登録完了のお届け内容です。』

と、言われました。後でわかったのですが、つい数日前にサイトからクロネコメンバーズに申し込んでおりそれの登録完了通知が宅急便で届くことになっていたようです。
僕 『あー、ヤマトさんからの荷物ということですね。でも確かにその日はそんなん受け取ってないんですけどねー』
営業所 『でも、たしかにこちらの控えを見る限りでは、○○様の名前でサインもらってるんですけど…』
僕 『そうですかー、じゃ僕の勘違いかもしれないのでもう一回探してみます。ありがとうございました。』
営業所 『もしないようでしたら、再度ご連絡ください。ありがとうございました。』
と、ここで電話を一旦終えました。念の為この電話を受けながらも、再度ポストの中を確認しましたが入っていませんでした。(不在票があってから電話するまで3日あいており、その間もポストには数度チラシなどの投函があって全てのものをとっていたので、あれば100%気づきます。)
でも、電話を切ったあとにおもったことはヤマトからの案内やったら別に紛失しててもいいかなぁという事でした。金銭的にダメージがなさそうやし。
と思ったので、そのまま外出しました。休みやし買いものでも行こうかと思い車で出かけて、その足で一度も帰宅せずに、仕事に行っていた嫁を駅まで迎えに行って帰宅することにしました。
外出中にポストに投函される
僕が外出してから、家に嫁と一緒に戻るまで約3時間ほどたちました。
嫁と帰宅して、ポストをふと見てみるとなんと、既に渡しましたと言われていたはずの荷物がなぜか届いているではありませんか!
外出前には確実に何もなかったのに!!
えー!!これはどういうこっちゃ〜。さっき電話ではサインを貰ってるから、既に手渡しで渡しているという話だったのに。なぜその荷物がポストに投函されてるんやー!
こんな思いを抱えたまま再度電話にて問い合わせをしてみました。
すると先程とは違う人でした。
僕 『さっき、すでに手渡しで渡しているはずって言われていた宅急便が今家に帰ったらポストに投函されていて、わけがわからないんですけど…』
これを告げると、営業所の方は非常に焦った様子です。
ドライバーに確認をしたいけど、今日は僕の家に宅配物を届けて僕からサインをもらったはずのドライバーが休みなので、調べて明日連絡をするという事になりました。
- サインをしていないのに、サインが書いてあるのはなぜか。
- 問い合わせの電話をして数時間後に投函したのは誰か
とりあえずその2点が知りたい。仕事の都合で翌日は夜の8時くらいしか電話できないけど可能かと確認し、OKということでしたので次の日の8時に経緯を調べてもらって連絡をもらうことになりました。
かかってこない電話
しかし、夜の8時になっても全く電話がなりません。かかってきません。マジでクソです。
あー、これはあかんパターンやと思いながらも待っていましたが、本当にかかってこないので8時55分にこちらから電話をしてみて、出た方に伝えると折返しもらえることになりました。
結局折返しかかってきたのは9時半でした。そして今回の電話は、今までのように女性スタッフではなく営業所の、年配の男性と話をすることになりました。
電話が遅れたお詫びは開口一番に頂きましたが、なぜ電話をするのが遅れたのかは教えてもらえずでした。
そのうえで、今回の出来事の経緯を教えてもらいました。
営業所 『本日、配達したドライバーに確認したところ、お客様の名前を使って勝手にサインを書いていた事がわかりました。』
僕 『それは、僕の名前を勝手に使って配達完了にしていたってことですか?』
営業所 『そうです。』
正直、荷物自体は、僕が頼んだ商品ではなく、ヤマトからの案内書みたいな内容なので金銭的な損害がないのでいいのです。しかし人の名前を使って勝手にサインをヤマトのドライバーがしているというのは気持ち悪いです。
しかも、サインをしておいて一旦荷物を持ち帰り、後日僕が電話で確認してからこっそりとポストに投函しているという始末です。
これはどういうことなのかを聞こうと思いました。
僕 『僕が確認の電話を入れた日にポストに投函されていたのは、どういうことですか?』
営業所 『その点なんですけど、ドライバーに確認したところ、配達に行った際に留守だったので金曜日にポストに投函したと言うことです。お届け物の案内書は、以前までコロナウィルスの影響で対面ではなくポストに投函するという社内規定になっていました。ですので、その日にお客様の名前でサインを書いてポストに投函したとのことです。』
僕 『コロナウィルスでのポストに投函していたときは、勝手にサインをしてOKの社内規定だったんですか?』
営業所 『いえ、そのときでも勝手にサインはしてはいけません。別の仕様で管理していました。その点はこちらの間違いです。申し訳有りません。
ドライバーは、コロナの影響でポストに投函してもいいと勘違いし、その際はお客様の名前を勝手にサインしてもいいと勘違いしてしまっていたようです。』
話をしていてわかったのですが、1度目(12時45分)に不在票を入れたドライバーと配達完了(18時48分)をしたドライバーは別の方のようでした。
というか話の内容を聞いて、おいおいマジか?勘違いでしたかー、もう仕方ないな!ってなると思ってんのかよとの思いが駆け巡ります。
しかし、そんな気持ちは出さずに話を続けることにしました。
僕 『金曜日に投函したと仰ってますけど、金曜日には入ってないですよ。昨日問い合わせの電話を入れた後の数時間の間に確実にポストに誰かが投函しています。』
営業所 『本人に確認したところ、確実に金曜日に投函したとのことですので、そこは食い違ってきてしまいますねぇ。おそらくポスト内のどこかに挟まっていて、数日後に出てきたとかという事もありますし。』
正直これを聞いた時は、めちゃくちゃ腹が立ちました。金曜日からはじめに電話をかけるまでの間の数日間で、他の郵便物やチラシが何通もポストに入っており、その都度ポストは空にしています。その回数は10回以上はあるでしょう。
その10回全てをこの大きさの封筒を見落としていたと言いたいのかと。


いやいや、そんなわけないやろ〜と言いたい気持ちをグッと抑えながらも思っていることを相手に伝えました。
僕 『僕が思っているのは、金曜日の夕方に配達にきたドライバーさんは、すでに別のドライバーが昼間に一度配達にきており、不在票が入っているのを知らなかった。
夕方に初めての配達のつもりで来たけど、留守だった。配達物がヤマトからのメンバーズ登録完了の案内だったので別に渡さなくてもいいだろうと思って勝手にサインを偽造して僕の名前を書いて配達完了にした。
そのままポストに投函してもよかったけど、封筒には大きく“必ずSDが配達”と書いているので、それをポストに投函して、その点を突っ込まれたらサイン偽造がばれるから投函せずに持ち帰った。(あとで捨てて証拠隠滅くらいに考えた)
その後、僕から問い合わせの電話が来たので焦った。こうなったら、サインを勝手にしたことは、コロナのときの配達でポストに投函していた事実があるので、それと関連付ければ誤魔化せれるか、もしくは最小限の傷で済みそう。
でも実際には荷物を届けていないから、急いでポストに投函したor同僚の誰かにこっそり頼んで投函しておいてもらった。
で後は金曜日に確実に投函したと言っておけば、証拠がないからなんとかなるだう。』
という風な考えで行われたものだと考えていることを伝えます。ですが、結局は平行線です。
向こうは認めませんし、こちらも防犯カメラもないので証拠の用意ができません。もう電話を終えることにしました。
ヤマト運輸に思うこと
- 人の名前で勝手にサインをしていること
- 勝手にサインをしたことを、故意ではなく勘違いにしようとしていること
- 電話の約束の時間を守らず、こちらから催促させること
- 荷物自体も、すでに渡してある。お前の確認不足だと言ってくること
- 証拠がないだろうと言わんばかりの態度が見え隠れすること
こういったところが原因で、僕の中でのヤマトの信頼は地に落ちてしまっています。ですが、それらがヤマト運輸全体を指すことではないのはわかっていますし、もちろんヤマトを使わずにこれから先の生活を送ることは困難です。
というかこれからも僕の家には、サインを僕の名前で勘違いして書いたドライバーが配達に来ることでしょう。
それにヤマトの営業所の人が言うように、封筒を僕が見落としていた可能性も確かにあるでしょう。
10回以上ポストを確認して、電話するまでの数日間で投函されている何通ものチラシや封筒は全て回収しておいて、一番目立つヤマトの大きなカラフルな封筒だけは数日間小さなポストの中で回収し忘れていた、目に入らなかったという可能性も0ではありません。
僕個人が思っている今回のことに関してのヤマト運輸のイメージは上にも書いたとおりです。
- 勝手にサインを偽造するところ
- 数日間、僕宛の荷物を盗んでいた人がいる
- バレたらポストに入れて投函してきた人がいる
- それを指摘されたら苦しい言い訳を営業所ぐるみで考える
- クレームでも約束の時間に電話してこない
- 全てを勘違いですまそうとするところ(ドライバーの勘違い、僕の勘違い)
ですが、これは今回の出来事を踏まえた上での僕の今の考えですし、ひどい目にあったと思っている僕の被害者的思考で、偏った見方になっているところがあるかもしれません。
ということで、今回はヤマト運輸側が実際に自分たちに非があると、謝ってきたことがらを書いてまとめとしましょう。
- 勝手にサインを偽造したところ
この1点だけはヤマト側も認めて謝罪を受けました。あくまでドライバーが勘違いしたという“てい”でしたけど。
でもこれって、その1点だけでも非常に重大なことなような気がするんですけどね…
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