どーも、がばちょでございます。
みなさんはヘルメットは定期的に買い替えているでしょうか。バイク用のパーツの中でもヘルメットは頭部を守る大事な部分ではあります。(以前書いたヘルメット記事)
しかし、このヘルメットは金額も高いですし、とくに自分のお気に入りのヘルメットを見つけてしまうとなかなか買い換えたくないものです。
しかし、ヘルメットは明確に買い替えの基準が示されています。それに従ってヘルメットは買い替えましょう。
実は色々ある。ヘルメット交換サイン
ヘルメットを頻繁に買い換える方というのは、あまりいらっしゃいません。
ヘルメットは、1万円〜5万円くらいの金額がする高級パーツですので、そうそう頻繁に買い換えれる金額ではありません。正直買い換える時は、少し覚悟がいる金額です。サラリーマンに数万円の出費は痛すぎます。
しかし、そういった覚悟をしてでもヘルメットを買い換えないといけない時とはいったいどういったタイミングでしょうか。
SGマークを基準に考えよう
バイクのヘルメットに必要な条件は、道路交通法に定められています。
まずヘルメットをつけることによって衝撃から頭や顔、首を守るといった意味があります。さらに高速走行をするので、風や砂、ホコリ等から目や顔を守るという必要もあります。ですので道路交通法では以下の7項目が定められています。
- 視野が確保される物
- 風圧に耐えられる物
- 著しく聴力を損ねない構造であること
- ヘルメットに衝撃吸収性があり、障害物を貫通しないこと
- あごひもで固定可能な物
- 二キロ以下の重量であること
- 構造上人体を傷つける恐れがない物
そのため、購入時にその要件が満たされている物を購入しなければ、公道走行で使えません。国内で販売されているほとんどのヘルメットはこの基準を満たしています。
このように安全性を満たしたヘルメットには、「PSCマーク」と「SGマーク」が付いています。まず大前提として、このマークがあるヘルメットを選ぶようにしましょう。

そしてこのSGマークの期限は購入後3年と定められています。
SGマークが付いている商品の欠陥が原因で怪我や事故にあった場合は保険金が支払われます。この期限が3年です。
ヘルメットは、普通に使っているだけでも劣化していきます。汗や皮脂の油をすっていますし。
ですので、まずは購入後3年が国内でヘルメットを買った場合に買い換えるひとつの目安となります。
海外では事情が違うSGマーク
うえで述べた3年という買い替え時期はSGマークの効力をもとにした年数です。しかし、これをヘルメットの寿命とするのはいくらなんでも短いような気がします。もうちょっとは使いたい!
そういう時は海外に目を向けるとヘルメットの寿命が見えてきます。
Araiの海外向けのQ&Aに記載があります。
その中に、製造から7年、購入から5年を目安に買い替えてほしいと書かれてあります。
日本国内での3年と差がありますが、日本国内では海外と違いSGマークの効力にもとづいて交換時期を示しています。
よってヘルメットの本当の寿命は購入後5年となります。
強い衝撃を与えたヘルメットは買い換えよう
たとえ購入後3年以内の商品でも、ヘルメット自体に強い衝撃が一度でも加わったものは買い替えましょう。
例えば、コンビニに停車してヘルメットを脱いで、バイクのミラーにかけて店内に買い物にでかけたとしましょう。
買い物を済ませてもどってきてみればヘルメットが、風や揺れの影響でミラーから落ちて地面に転がっていました。
厳密に言えばこれはアウトです。買い替え案件です。
え?そんなことでと思うかもしれませんが、ヘルメットの外装に大きな傷がついていなくても、ヘルメット内部ではヒビが入っているかもしれません。
そのようなヘルメットを被って万が一事故にあって頭を打ってしまった際には、メーカーが想定している性能が発揮できません。
ヘルメットはバイク以上に日頃の保管に気をつけましょう。

ヘルメットを長持ちさせるには
ヘルメットの寿命が5年と言われても、もっと長い間同じヘルメットを使いたいという方もたくさんいらっしゃいます。
そういった方に向けてヘルメットを長持ちさせる方法を簡単にご紹介しましょう。
- 直射日光をさけて保管
直射日光を常に浴び続けると、ヘルメット外側が劣化してしまいます。バイクに乗らない時は直射日光を避けて室内での保管をしましょう。
- 外装を清潔に保とう
外装の汚れも劣化に繋がります。少しの日々のところから腐食や色あせに繋がり結果としてヘルメットの寿命を縮めてしまいます。
- 使った後は乾燥させよう
夏の時期などは、ヘルメット内部は汗でびしょびしょになることがあります。そのまま放置せずきちんと乾燥させることが大切です。ヘルメット内部のスポンジは黒い事が多いので気づいていないかもしれませんがカビが繁殖している可能性があります。
- 内部のクッションを定期的に清掃する
内部のスポンジ部分は取り外すことができます。定期的に取り外して洗って乾燥させることをこころがけましょう。
以上の4点を気をつけていればヘルメットの寿命は伸びます。
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