乗り物に事故はつきものです。
どれほど気を付けていても、運転スキルが上達しても不慮の事故はさけられません。
そんな時の保証の為に、国は強制加入義務のある保険制度を設けます。
『自賠責保険』
原付、車、公道を走るエンジンつきの乗り物は強制的加入です。
バイク 自賠責保険切れが招く悲惨な末路
自賠責保険料については金融庁資料にでています。
知らない方が多いですが、全国一律ではなく離島以外、離島、沖縄、沖縄の離島と4つの地域で保険料に差があります。いつだって離島の料金は特別料金となりはてます。
離島への送料は本州に比べるとはねあがります。
日本の多くの地域が該当する離島以外の、一般的な24カ月の期間の自賠責保険料は以下の通りです。ちなみに自賠責保険は12カ月・13か月・24か月・25か月・36か月・37か月・48か月・60カ月と8種類の機関から選ぶことが出来ます。
原動機付自転車 8,950円
250cc未満の自動二輪車 10,160円
250cc超の自動二輪 9,680円です。
これは保険料の改定がされる2020年4月以降の金額ですので、あしからず。
バイクの自賠責保険 補償内容は?
気になるのは、自賠責保険だけでまかなえる補償内容です。
補償内容は以下の通り。
・怪我の補償
事故で負傷した場合の、治療費、通院費、休業補償、慰謝料などが支払対象になります。
支払限度額は被害者1名につき、合計120万円まで!
※死亡に至るまでのケガも同様です。
・後遺障害の補償
後遺障害とは事故によって身体、運動能力、労働能力に支障あり、将来においても回復困難で、障害が残ると見込まれるものになります。
後遺障害による補償は後遺障害等級に応じた金額が支払われます。後遺障害の等級を決めるのはお医者さんの診断にもとづいて行われます。自己申告はダメ。
支払の限度額は等級でかわってきます。被害者1名につき14級が75万円限度~1級が3,000万円までが上限です。
ただし、介護を要する後遺障害にかんしては、限度額が別枠で設けられています。
■常に介護を要するもの・・・4,000万円限度(1級)
■随時介護を要するもの・・・3,000万円限度(2級)
・死亡の補償
死亡事故の場合は、遺族に対して損害賠償金が支払われます。
支払限度額は被害者1名につき最高3,000万円です。
自賠責保険では、事故会ってしまった場合は以上の金額までの補償があります。
保険は自賠責保険だけでOK?
たまーに自賠責保険だけでOKだとか、月々の保険料がもったいないから自賠責保険だけしか入っていないという方がいます。
自賠責保険だけでは補償内容は全然足りません!!
近年は事故を起こした際の賠償金は、うなぎのぼりです。
これは最近は目に見えて高くなっています。しかし、それは高くなっているのではなく正当な賠償金を認める傾向になっていると言う正しい流れです。
事故は不慮に起こるものです。相手の方を怪我させてしまったり、仮に死なせてしまうようなことがあった場合謝罪だけでは済まされません。
我々は、事故被害者や遺族が受けた不利益や悲しみを、せめてもの賠償の形として金銭で解決をはかります。
最近の死亡事故では数億円の賠償になることも珍しくありません。
自賠責保険は強制保険ですが、それだけでは万が一の際には全く足りません。
自賠責に入る際は仮に原付でも、街乗りにしか使わないちょいのりバイクでも民間の保険会社が扱う任意保険にセットで加入をしましょう。
自動車保険に入っていれば特約で原付の任意保険に入れるところもありますので、加入の際は保険のことは入念に調べて判断してください。
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