どーも、がばちょでございます。
みなさんはツーリングに行く際はきちんとルートを決めていますか?
僕のツーリングの仕方は、知らない土地を地図を全く見ないで勘だけで走り続けたり、行き止まりになるまで真っ直ぐ走り続けたり、いわゆる適当に走ることを楽しんでいます。
そんな適当な僕でも、たまにここに行こうと思って家を飛び出すことがあります。
それがツーリングの定番の『ダム巡り』です。
ダムへのツーリングのいいところ
今までの人生で、バイクでいろんな観光名所に行ってきました。もちろん観光名所なのでそれなりには楽しいのですが、バイクに乗るということを含んだツーリング旅の場合は行き先をダムにしたほうがいいでしょう。
これほど断言できるのは、もちろんダムツーリングには、ダムの魅力があるからです。
ですが、僕はダム自体の造りがどうとか、ダムの貯水量がどうだとかそういった専門的な事に特別関心があるわけでは有りません。

では、僕がなぜダムツーリングはものすごく楽しいと言えるのか、その理由をお教えしましょう。
山の中にあり、涼しい
日本にあるダムの多くが、市街地ではなく山の中にあります。ダムが山の中にあること、これには理由があります。
- 山のほうにいくほど岩が表にでてきて、しっかりしたダムの土台となること。
- 山の方がたくさん雨が降るので、ダムに水をためやすいこと。
- 山からでてきたきれいな水を、きれいなままでためられることです。
市街地ではスペースの問題で大きなダムは作れませんし、何かあった際に氾濫などの危険が潜んでいます。
そして、近年の日本では6月から9月ごろは日中の気温が30度を超えることがほとんどです。30度を超えると、市街地では信号待ちが地獄です。エンジンからの熱気と、日差しでヘルメットの中はむれむれです。
![屋外の温度計・夏 写真素材 [ 5677170 ] - フォトライブラリー ...](https://www.photolibrary.jp/mhd1/img617/450-20180731182425153821.jpg)
一方でダムのある山の中は市街地よりも気温が低くなります。標高が1000mあがると気温は6.5度さがると言われています。
僕は気温が30度のときはメッシュジャケットを着ますが、25度を下回るときは革ジャンを着ています。
その気温で革ジャンは暑すぎると思われるかもしれませんが、一度バイクで走り出すと25度以下の場合だと革ジャンでちょうどいいのです。
それほどバイク乗車時の体感温度は気温と違うのです。(体感温度の記事はこちら)
1000mも標高がないところでも、市街地よりも涼しいのは確実です。
ダムへと向かう道が楽しい
ダムが山の中にあるということから、ダムへと向かう道中は自ずと山道になります。山道の魅力は、あえて語る必要はないかもしれませんが、いくつかあります。
- 信号が少ない
- 交通量が少ない
- ワイディングが楽しめる
- 川沿いを走る事が多くなる
これは素晴らしいことです。
例えば市街地のように、信号や交通量の多い生活道路では頻繁に減速や停止をしていてはストレスがたまります。また道もワンパターンな道では運転のメリハリが出ずに楽しく有りません。
しかし、一方でのダムへと向かう山中の道はツーリングの醍醐味という感じの走り方を体感できます。信号が少なく交通量も少ない道はバイクのスピードを体感することができますし、曲がりくねった山道はワイディングを楽しむことができます。

そしてダムという性質上、上流でも下流でもダムに向かう道は川沿いに走ることが多くなります。大きな山と、大きな川に挟まれながら交通量の少ない道を一人でツーリングするのは本当に気持ちがいいです。
景色を楽しめる
ダムにつけば、普段の生活ではなかなか見ることができない景色が広がります。大きなコンクリートの壁と、いっぱいに広がった水面はダムに来ないと見れない光景です。


これは、僕のよく行くダムの一つである奈良県にある大迫ダムというところです。
人もあまりおらずにのんびりとできますし、道中もワインディングの連続なのでバイク乗りにとっては楽しめるダムになっています。
ダムカードを集めれる
みなさんはダムカードという存在をご存知ですか?
国土交通省と独立行政法人水資源機構の管理するダムでは、ダムのことをより知ってもらうために「ダムカード」を作成し、ダムを訪問した方に配布しています。もちろん無料です。
カードの大きさや掲載する情報項目などは、全国で統一したものにしており、おもて面はダムの写真、うら面はダムの形式や貯水池の容量・ダムを建設したときの技術、といった基本的な情報からちょっとマニアックな情報までを凝縮して載せています。

ダムカードはダムの管理事務所やその周辺施設で配布しています。
僕は別にダム自体の建造物としての詳細を知りたいとは、感じない方です。
しかし割と収集癖のある方です。集めだしたらコンプリートしたくなるのは男のさがでしょうか。
このカードを貰うために次に行くダムを目的にツーリング先を決めることができます。
冬場はいけないことが多い
ダム巡りのもうひとつの特徴として、冬場は行くことができない、または行きにくいということがあります。これはデメリットでしょうか。
山奥にあるダムなどは冬場は路面の凍結や積雪で、バイクで行くことが難しくなることが多いです。平野部では雪が降っていなくても山間部では雪が降ることは非常に多いので、怖くて冬場はどうしてもダムに行こうという気になりません。めっちゃ寒いし。

しかし、これは逆に言えば限られた季節にしか行くことができないという特別感を演出してくれます。
冬場しかスキーを楽しめないように、雪の降らない時期しかダム巡りにはでかけられません。
まとめ
いかがだったでしょうか。ダム巡りをツーリングに組み込むと、信号が少なく、交通量の少ない山道を涼しく走行することができます。
ダムカードを集めながら、次に行くダムを探すというダム巡りの度は普段のツーリングをよりおもしろくしてくれることは間違いありません。
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