どーも、がばちょでございます。
オフロードバイクに乗ったことはあるでしょうか?おそらく今まで多くのバイクを乗りついできた方でも、オフロードバイクだけは乗ったこともいらっしゃるのではないでしょうか。
見た目がちょっとダサい? よくわからない? 怪我しそうで怖い
オフロードバイクがあまり選ばれない理由としては様々なネガティブ要因が存在します。
しかし、このオフロードバイクですが一度きちんとした状況で乗ってみるとものすごく楽しい乗り物です。今回はオフロードバイクの魅力に迫りたいと思います。
オフロードバイクってどんなもの?
オフロードバイクとは一体どういうものでしょうか。世の中の様々な意見と、実際の性能から迫ってみたいと思います。
オフロードバイクの世間のイメージ
- 山道や林道を走るバイク
- 車高が高くて、乗りにくそう。
- 特徴的な形をしている
- タイヤがデコボコしている
- テレビなどでは見たことがあるが、実際に乗っている知り合いがいない

こういった風に思われることが多いと思いますし、実際にそういうバイクです。ショップに見に行ってもオフロードバイクが置かれている割合はすごく少ないですし、過半数をしめるようなバイクカテゴリーに乗っている方からすれば、よくわからない、どう楽しんだらいいのかがわからないというバイクだと思います。
しかし特徴的な見た目をしているのには、全て理由があります。
このバイクはオフロードという名の通り、舗装されたアスファルトなどではない道を走れるように造られているバイクです。林道、泥地、草地、水たまりの多いぬかるんだ道など普通のバイクでは避けたい道をグイグイと走ってくれます。
外見に関して、オフロードはダサいとの意見がありますが、オフロードバイクは悪路を走行する為に造られているのでそれに適した車体の形になっています。つまり無駄を削ぎ落として今の形にたどり着いた車体です。余計な装飾はいりません。

細身なシルエットは、草木が生い茂り、枝が至るところから飛び出しているような場所を走行するのに適しています。
シートの高さは林道などの、凹凸のある道や岩場、倒木があるような道に対応するために高くなっておりサスペンションも長くなっています。
デコボコとしたブロックタイヤは砂場やぬかるんだ地面を走行する為にグリップ力を増すために必要です。
通常のオンロード用のバイクとは明らかに違う、これらの形状は一つのジャンルに特化したフォルムです。バイクの形はひとそれぞれ好みがありますが、ひとつの完成形であるオフロードバイクの形は、洗練された機能美の塊になります。
本当に乗りやすい? 操作性について
上に書いたような、形をしているバイクなので初心者の方は乗りにくいのではないかと敬遠されるかもしれません。しかし、実際のオフロードバイクはそういったイメージを簡単に覆してくれます。見た目だけの判断はNGです。
とっても乗りやすく、走りやすいバイクです。
そもそも悪路を走ることが大前提のバイクですので、ハンドル操作がしっかりとできるように扱いやすいのがオフロードバイクです。ハンドルも通常のオンロードバイクよりも大きくきれるので、小回りもバッチリですし、無駄な装飾等を省いているので車体が、軽くて取り回しのしやすはダントツです。
またオフロードバイクが走る悪路では、転倒はつきものです。車体が軽いのでちょっとやそっとの転倒ではバイクが壊れにくくなっており、楽にバイクを起こすことができます。
こういった理由から初心者や、力の弱い女性の方でも乗りやすく、操作がしやすいバイクになっており、初めてオフロードバイクに乗った方の多くが自分のライディングスキルが高くなったと、勘違いしてしまうほどの操作性をもっています。
間違いなく初心者に勧めたいバイクカテゴリーの一つです。
オフロードバイクの楽しさ
オフロードバイクの楽しさを100%味わえるのは、やはり悪路です。
通常の舗装された道はオンロードバイクと同じ楽しさを味わえます。オフロードはその楽しさに加えて、悪路を運転する楽しさがプラスされます。
これって地味にすごいことだと思うのは僕だけでしょうか?様々なカテゴリーのバイクがありますが、オフロードバイク以外のすべてのバイクは舗装路を走ることしか基本はできません。オフロードバイクはもちろん舗装路も何の問題もなく走れます。つまりオフロードバイクだけが、舗装路と未舗装路を走る楽しみを味わうことができるバイクということです。
オンロードバイクでは入れないような場所に入ることができますので、今までは目に止まらなかった小さな山道や、入るのを避けていた砂利道や、ぬかるんだ道に躊躇なく入っていくことができます。オフロードバイクは今までなんども通ってきた面白みのない道を、最高の遊び場にいざなってくれる道に変えることができます。
山の中にある滝や、川、秘境といったところを求めている方にはピッタリなバイクです。そういったところを走っていれば知らず知らずのうちにドライビングテクニックは上達していき更に楽しくなります。
デコボコな道をオフロードバイクで走るようになると、普段のオンロードでの走行テクニックにも直結しますのでバイク全体を楽しめるようになります。
遊び以外で、オフロードバイクが活躍する時
数年前に、オフロードバイクがテレビのニュースでフューチャーされた事がありました。

それは、災害時に瓦礫だらけになった道を進んでいくのに自衛隊や警察、自治体単位でバイク隊なるものの特集がされたときでした。
災害時や、緊急事態になると交通のインフラは麻痺をして機能しません。道路には瓦礫や倒壊した家があり道を塞いでしまっています。
そういった時には車や、オンロードバイクは役に立ちません。まさしくオフロードバイクの出番です。自衛隊や警察は瓦礫を超えてでも被災者のもとに駆けつけなければいけません。
オフロードバイクはそういった事を可能にする性能をもったバイクで、様々な活躍をしてくれており今も実際にそういった機関の多くで使われています。
そして、その性能は何も自衛隊や警察だけのものでは有りません。いつ被災者になるかわからない我々でもオフロードバイクがあれば助かるかもしれませんし、家族のもとにかけつけることができるかもしれません。

余談ですが、世界一のスナイパーであるゴルゴ13も、多くの仕事の際にオフロードバイクを愛用しています。
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